僕が三年愛用しているおすすめのエレキギター弦「トマスティック(THOMASTIK) POWER BRIGHTS PB109」


知らない人は損をしているので言います。

エレキギターって弦を変えるだけで音も、そして弾きやすさ全然違う。

 

エレキギターは弦を振動させた音をピックアップで拾い、アンプで増幅させてスピーカーから発音させています。その最初のステップである弦の音質にこだわれば後の音も違ってくるのは誰の耳にも明らかではないでしょうか?

自分に合った弦を探すことが一番大切ですが、巷には多くのエレキギター用弦があふれています。そのためにパワーブライトにたどり着くまでに、長い長い弦探しの旅を続けてきた経験から選んだトマスティックのパワーブライトについて語ります。

「弦なんてどうせ換えるんだから安いのでいいだろ!」と思っている人。

確実に損をしていますよ。

なんといっても柔らかくて弾きやすい!

エレキギターを始めて8年ほどの僕がトマスティック(THOMASTIK) POWER BRIGHTS PB109(以下パワーブライト)を使い続けている一番の理由がこれです。

リードギターが重宝されるのって、チョーキングやビブラートなんかで滑らかな音程変化が使えるからです。そんなエレキギターにおける必須テクニックのチョーキングがこの弦だとすごくやりやすいんです。

それにタッチが柔らかいのでビブラートのコントロールも簡単です。ビブラートが常におんなじニュアンスで大丈夫なギタリストには関係ない話ですが、ビブラートを使い分るための練習時間を短縮してなおかつ上手に聞かせられる。。

それって大きくないですか?

抜けのいいハイミッド

弦の音質としてはエレキギターの中でおいしい帯域が強調された感じで、バンドサウンドの中でも抜けてきます。

それでいて高音も痛すぎない絶妙なバランスです。

 

エレキギターの出音に関わる要素はたくさんあります。アンプやエフェクターやシールドやギター本体。その中でもコストが安くて手間の少ないものが張る弦を変えることです。

新しいギターを買ってきてドキドキしながらアンプにつなぐよりもお安く。中身の配線を変更したり、コンデンサーを変えたりハンダにまでこだわるより手軽です。使っている弦をいつもの弦交換の際にパワーブライトに変更するだけで、一段上のトーンを試せますよ。

 

艶のあるソロ

参考までに弦交換直後にソロを弾いた音源とFabfilter pro-q2のアナライザーの画像をアップしました。

PB109を張った直後のソロサウンドのアナライザー画像
ソロサウンドのアナライザー画像

エフェクトはDAWに入るまでにdelayとcompがかかっていますが、DAW側では処理をしていません。

太くて艶がありつつ、きれいに抜けるので他のトラックを含めてフェーダー処理、イコライザーで音質を整えなくても大丈夫です。

実際にミキシング作業をする中でもかかる手間が少なくてすみます。

 

透明感のあるクリーンサウンド

こちらはクリーンのアルペジオです。

PB109を張った直後のクリーンサウンドのアナライザー画像
クリーンサウンドのアナライザー画像

透明感があってリッチなサウンド!タッチが柔らかいのでアルペジオも力を抜いて弾けます。

 

歪ませたときの倍音感が気持ちいい

エレキギターの醍醐味、ディストーションサウンドのバッキングサウンドです。

PB109を張った直後のディストーションサウンドのアナライザー画像
ディストーションサウンドのアナライザー画像

歪のノリもよく気持ちよくディストーションサウンドもなんだか上品な気がします(プラシーボ?)。なんといってもディストーションサウンドの要の倍音感がめちゃくちゃ気持ちいい!

 

値段は少々高め

値段は流通量の多いダダリオなんかと比較すれば割高なのも事実!

そこで僕は少しでも安くしようとサウンドハウスさんで買い込んで保管しています。

サウンドハウスさんだと最安値でパワーブライトを購入できますし、2000円以上で送料無料です。

 

昔ギターの師匠が自分の機材も安く仕入れようと楽器屋をしていた時、エレキギターの弦が仕入れ値よりサウンドハウスの販売価格のほうが安かったそうです。恐るべし!

それになんといってもパワーブライトは…

 

他の弦とは違う!(見た目から)

プレーン弦(1~3弦)がブロンズ色なので黄金のようなリッチな気分が味わえます。

パワーブライトの6弦と1弦の比較
1弦側は金色

音だけでなく見た目からして他の弦とは別物であるという特別感がたまりません。

 

おかげで他のギタリストが使っている弦と被るのが嫌いな僕も、大変満足して使い続けております。

サウンドハウス→THOMASTIK ( トーマスティック ) / POWER BRIGHTS PB109

 

オリジナル曲「ひび割れ」が自信作なので聞いてもらいたい(Vo.cevio/one)

「コピーバンドのギタリストから自分で作品をつくれるクリエイターになろう!」そう思って一年目の僕。もともとベースやドラムも触っていましたが、DTMという未来文明のお力をお借りしてつくった最新のオリジナルの歌もの曲、

ひび割れ」です。

聴きどころはサビのアッパーストラクチャー

作者である僕がおすすめするこの曲の聴きどころはサビの最後のほう。

アッパーストラクチャーといってギターなどの低音部のコードと、バイオリン、チェロ、ビオラのストリングスパートがわざと別のコードを同じ小節で鳴らしています。

当然二つのコードが同時になると不安定さが生まれます。ですがただ気持ちいいというのは山もオチも無く終わるということ。でもそれって逆になんの面白みもないっていうことですよね?突っ込みどころを用意することこそエンターテイナーというものです。

このアッパーストラクチャーによって生み出される不安定さが次のパートに解決したいという欲求、聞いてくれた人へのひっかかりを生み出しています。

 

cevio/oneがメインボーカル

この曲は巷で有名な初音ミクのようなvocaloidではなく、cevioという音声合成ソフトでボーカルパートを作成しています。「自分で歌うのは絶対無理!」ということには絶対の自信をもつ僕にとっては非常に頼もしいパートナーです。

「ボカロ調声って難しそう…」そう思っていた時期もありました。ですがネットで見かけた「vocaloidよりもcevioの方がラク」という言葉を信じてよかったと自信をもっていえます。

 

oneの立ち絵
©ふるすろっとる!さん

メロディはDAWで打ちこみ、歌詞はcevioで

まずメロディをDAWのcubase pro9で打ち込み、cevioに読み込んで歌詞を歌わせています。cevioのすごいところはただこれだけのいわゆる「ベタ打ち」の状態でもそこそこ聴けるクオリティで出来上がります。そこから音程やタイミングを微調整してDAWに戻し、ボーカル素材としてDAWでミキシング処理しています。少ない手間で上手に歌ってくれるoneのおかげで、ボーカルパートは調声の手間も少なく制作できました。

ストリングスパートはボーカルに対してのカウンターメロディを担当

ストリングスは二本のバイオリン、ビオラ、チェロからなる4声体からできています。このストリングスパートは主にボーカルに対するカウンターメロディを担当です。

ストリングスでメロディを作れるからと言って好き放題していては主役であるボーカルの邪魔でしかありません。そこでボーカルが動いているときはおとなしくして、ボーカルのメロディが落ち着きだしたら大きく動き出します。

この曲のストリングスは陰で主役をサポートしてくれる縁の下の力持ち、戦隊ものの6番目の戦士といったイメージです。

また二番のAメロではバイオリンのピチカート(指弾き)がアルペジオを担当していますが、なるべくコードの高音部が動かないように配慮しテンションや展開形を選んでいます。

ストリングス音源はイタリアのIK Multimedia社のMiroslav Philharmonik 2 を使用しています。

ベースはドラムを意識

ベースは同じリズム隊ということでドラムの特にキックを意識してベースラインを作りました。逆に言えばなるべくメインのメロディに被って邪魔にならないように意識しています。

こちらもストリングス同様、カウンターメロディを意識しているといえます。

ベース音源は同じくIK  MultimedeiaのModo Bassを使用。

ドラムはToontrackのSuperior Drummer3を使用しています。

 

唯一の生演奏楽器であるエレキギター

自分の得意楽器であるエレキギターをかなり歪ませて録音しています。

これはストリングスのアコースティック感と対比するためです。けして毎回毎回歪ませてもいい理由をこじつけている歪み厨ではありません。

ギターソロは歪を抑えて太くて艶のある音をイメージしています。

フレーズとしては導入部分でサビの音づかいを意識して、後半は早いフレーズで盛り上げて最後のサビにつなげています。けして毎回毎回早いフレーズをピロピロ弾ける理由をこじつけているピロピロ厨ではありません。

エレキギターはIbanezのRG9570、プリアンプはKemperでパワーアンプはFRYETTEのPower Station2、アッテネーター兼キャビネットシュミレーターとしてTwo notesのTorpedo Liveを使用しています。

今回唯一の生演奏楽器ということもあり、音作りにもこだわっているのでこちらも気にして聴いてもらえると嬉しいです。