キャッチーな歌ものを作曲したい! そんな初心者ボカロPにオススメの1冊!!

「繰り返し聴いてもらえるようないい曲をつくりたい」
ボカロPでもシンガーソングライターでもDTMerでも。

それは作曲をする人の共通の願い。
アクマに魂を売ってでも叶えたい欲望。
ぼくも日々そんな曲を目指しているDTMerの1人です。

レコーディングしている男性のイラスト

そこでまたしても良さげな教則本を見つけて購入。
「誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48」というタイトル。

誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48の表紙

みんなが知っている曲が教材
キャッチーな曲の正体がわかる
大事なところだけピックアップ

いろんな年代のJ-POPのヒット曲を教材にした本書。
Amazonなんかのレビューのような文章になっています。

そのため通常の教則本より読んでてしんどい。
そう思うこともしばしば。
きれいにまとめてくれると半分のページ数もないかもです。

うんざりしてるイラスト
ですが使える情報が各所に散りばめられているのはたしか。

女性のイラスト
今回はそんなキャッチーな曲を作るための教則本。
「誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48」をご紹介。

お役に立てれば幸いです。

みんなが知っている曲が教材

「いろんな人に聞いてもらいたい」
誰もがそう思っているはず。

ならすでにそれを成し遂げた曲にならうのは至極当然!

本書では各世代に愛される有名なJ-POP。
曲をピックアップ。
それぞれのキャッチーな要素を紹介しています。

感動する女性のイラスト

それぞれの曲のおいしい部分だけを濃縮。
使い所も教えてくれています。

キャッチーな曲の正体がわかる

もう一度聞きたい。
心に残る。

そんなメロディに大事なのはやはり繰り返し。

覚えて欲しいかっこいいメロディをくりかえし使う。
そうすることで印象はより強まるものです。
ただしやりすぎると飽きてしまうもの。

疲れている女性のイラスト

そこらへんは著者の割田氏の前著。
「一発で記憶に残る曲を作る9つのルール」でも取り上げられていました。

初心者にも耳にのこる曲が作曲できる! 9つのルールがわかる本はコレ!!

今回もその部分に注目。

効果的なくり返し方や音づかいも説明してくれています。

安心している女性のイラスト

大事なところだけをピックアップ

聞いたことのない曲はつくりようがない。
0から新しいジャンルの曲を生むのはむずかしいもの。
つくりたい曲を聞き込んでいいところをマネする。

ノリノリなイラスト

それを自作曲に活かすのがとくに初心者のうちは大切です。

本書ではその曲の重点的に聞くべき部分をピックアップ。
そこに集中することで効率よくいい部分をマネできます。

それをくり返すことで気づいたこと。
それが自分のオリジナリティにつながっていくはずです!

まとめ

くり返し聞いてもらえるような曲をつくりたい。
そんな作曲家におすすめの教則本。
「誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48」のご紹介でした。

一生懸命につくった曲をいろんな人に聞いてもらいたい。
それは曲づくりをする人にとって共通の願い。

ぼくもいろんな人に聞いてもらえる。
そんな曲をつくれるように頑張ります!
(ついでにspotifyの自作曲プレイリストを宣伝!)

ではでは。

この本は応用の幅が広い「文章の書き方」の技術が学べる良書です

「上手に誰かに伝えたい」
プレゼン、文章、口頭で。
コミュニケーションにはどうしても伝えるスキルが必要になります。

kindleにて購入して積んでいた。
ひきたよしあき氏の「博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ」。
その中にあった伝えるためのスキルの磨き方がとても参考になりました。

「本当に伝えたいことを探す要約力」こそ重要です。

結束バンド
まとめる

もちろん伝わりやすい文章の書き方や文章力の鍛え方なんかもためになりました。それでも要約力を高められればコミュニケーション自体を円滑に進めます。

そう、コミュ障気味の私には必須といえる技能なのです!

コミュニケーションが苦手な人のイラスト
コミュニケーションが苦手な人のイラスト

相手の伝えたいことを的確に把握する力

伝えたいことを的確に把握する力とは、要点となる部分を見抜くことのできる力です。

探偵のイラスト
探偵のイラスト

これができればビジネスの資料からでも本当に相手の求めていることを理解し、相手の求めている返答を的確に返せます。

そこで本書では要約する力を養う。そのための方法を提示しています。

相手の求めていることを理解できる。

「空気が読める」というのは現代社会では必要スキルです。

「そんなことだから堅苦しい社会になるんじゃないか」
そういった意見もごもっとも。

けど見当違いの答えが返ってくると、キャッチボールが成立しません。
そんな場合はわざわざ拾いにいって投げ返す必要があります。

気持ちよくコミュニケーションしたい。
なら取りやすいところにボールを返してくれる人のほうが接しやすいのは誰にでも分ります。

自分の伝えたいこともまとめられる

「結局何が言いたいねん!」

話をしていて中身があっちにいき、こっちにいき。

カフェで居酒屋で、会話を楽しんでいる時以外なら誰もが思います。

談笑する女性たちのイラスト
談笑する女性たちのイラスト

本書では自分の書面からも無駄なぜい肉をそぎ落とし、わかりやすい文章に落とし込む方法も記載されています。

 

また読みやすくする文章を書けるようになるだけではありません。

受け入れられやすい文章にするための工夫。

相手の心を動かす文章のの書き方。

これらもわかりやすく紹介されています。

まとめ

博報堂という大手広告代理店で商品の魅力を伝えてこられた、ひきたよしあき氏のノウハウが凝縮された一冊でした。

 

ノウハウだけではありません。

著者の広告代理店に勤務されたご経験や、塾で子供たちを指導なさっておられるご経験。

それらの背景に基づいた説得力があります。

 

文章を書く。

コミュニケーションを円滑にする。

創作のヒントも詰まっている。

 

「なんでもっと早く読まなかったorz」

と後悔させられた一冊でした。

ではでは。