ギター録音・宅録特化オーディオインターフェースAXE I/Oでリアンプする方法

「ギターパートの音をしっかり作り込みたい!」

自作曲のなかで特にギターパートにカロリーを注ぎ込むギタリスト!
そんな宅録ギタリストのためにIK Multimediaから発売されたのがAXE I/O。

今回はAXE I/Oを使ってリアンプする方法を、付属のプラグインだけを使ってご紹介します。
お役に立てれば幸いです。

このAXE I/O。
ギターを録音するためのオーディオインターフェースとしての魅力はもちろんのこと。

なんといってもリアンプがこれ一台で完結します!

他のオーディオインターフェースならリアンプボックスにステレオケーブルを間にはさむところ。
AXE I/Oならシールド一本で完結できます。

今回はAXE I/Oと付属のプラグインのみでリアンプしてみました。

1.ギターとシールドがあれば録音でき

ギターとシールドをAXE I/OにつなぎDAWを起動すればスタンバイOK!
ギターを録音してリアンプが行えます。シールドを接続

まずはギターをクリーンに録音するドライチャンネル。
モニター用にアンプを通した音を録音するウェットチャンネルを用意。
モダンヘヴィなハイゲイン系にしてみました。

ドライチャンネルはミュートに。
二つのチャンネルに録音します。

アンプシュミレーターの写真録音データがこちら

WETチャンネルは通常ギターを弾くのと同様、音を作った後で録音を始めました。

 

2.DRYチャンネルを再録音してリアンプ

DAW(僕の場合はCubase)でAMP OUTの出力を用意。

出力先にAMP OUTを追加

リアンプ用のトラックを用意します。reampトラック制作

DRYチャンネルの出力先を新しく作ったモノラルチャンネルに指定します。

リアンプトラックの出力先

パッチケーブルを使ってAMP OUTとIMPUTを接続。
もちろん間にエフェクターやアンプの機材をつなげます。

パッチケーブルで接続

録音したトラックがこちら。
今度はマーシャル系にしてみました。

リアンプトラックのアンプシュミレーター

こちらが音源になります。

内蔵のディレイエフェクターをかけ、キャビネットのマイク位置も調整しました。

Delayをインサート

キャビネットのマイク調整

これらの音作り。
リアンプを行えばフレーズをループさせながらじっくり作り込めます。

今回はDAWのプラグインのみを利用しました。
実際はWETチャンネルでもループさせながらいくらでも音を作り込めます。

しかしリアンプを使えば外部の機材を用いても同じ。

ループ再生しながら納得するまで音が作れるんです!

3.まとめ

IK MultimediaのAXE I/Oを用いて付属のプラグインを使ってリアンプ方法をご紹介しました。

IK MultimediaのAXE I/Oなら手軽にリアンプが行えます。
便利なリアンプをぜひ体験してみてください。

次回は他の機材を利用してリアンプする方法をご紹介できればと思います。
ではでは。

ヴィンテージのような鳴りが一週間で!ギターの簡単な調整方法

長年弾きこまれたギターの「鳴り」は気持ちいい!
今回はそんなビンテージのような鳴りが簡単に手に入る方法を紹介します。
お役に立てれば幸いです。

何十年と弾きこまれ、歴戦の傷も誇らし気に刻まれたギター。
そんなビンテージギターのお腹にも響いてくるような振動は気持ちいい。

そんなよくなるギターが欲しい、でも…
雨にも負けず、風にも負けず。
何年も弾き続けるなんて待てないよ!

ぼくのようなせっかちでめんどくさがりの方。
そんなあなたにおススメするのが「E-BOW 」を利用した加振加工です。

ギターの弦をE-BOW で揺らして放置!

これだけで新品のギターも一週間で激鳴りに。
お手軽です。

1.E-BOW をセットして放置するだけ

ギターにE-BOWをセットして振動を加えます。

e-bowを使用中

あとはひたすらE-BOWがギターを鳴らせ続けてくれます。

「一時間止めずに鳴らし続けて」
なんていわれた日には至難の技。

それをE-BOW は黙々と鳴らし続けてくれるのです。
ビバ!技術革新!!

ぼくの場合は昼間だけE-BOWを鳴らし続けました。
それでも2,3日もすればなんとなく違う気が。

一週間もかけ続ければピッキングの振動を増幅して伝える。
そんな激鳴りギターに進化しました。

2.音はうるさい

ただしこの加振加工、結構うるさいです。

思いっきり低音のきいた、なかなか不快な音。
この音の周波数分布です。

出音のアナライザー画像

弾かないからと寝るときにかけっぱなしにしていると悪夢にうなされそう。
そこでぼくは家に誰もいない昼間だけE-BOW をかけっぱなしにしていました。

そうすれば家族にも不快な思いをさせずに済みます。
ただでさえ練習の音や何かで騒音を出す身。
白い眼をむけさせない配慮は必要です。

3.電池だとすぐになくなってしまう

もともとE-BOW は手元で使うもの。
そのために電池駆動しか対応していません。

弦を鳴らし続けるという行為はなかなか電池を消費する行為。
4時間ほども持ちませんでした。

そこで使用したのがこちら!

1SPOT CBAT BATTE 画像

1SPOT CBAT BATTE。
これならDCケーブルでE-BOW を使用できます。

いちいち電池をとりかえる手間が省ける。
電池を買うよりも安上がり。
おススメです。

サウンドハウス→/1SPOT CBAT BATTE

4.まとめ

毎日練習をしていても何本も所有していればなかなかすべてを弾きこめません。
それでもこの方法なら毎週一本ずつ「育成」が可能です。

「鳴るギター」と「鳴らないギター」のどちらか?
ぼくなら泉の精霊様に聞かれたら迷わず前者と答えるでしょう。

E-BOWを用いたギターの放置育成。
ぜひお試しください!

ではでは。

初心者がレコーディングしたギタートラックに1番おすすめするノイズリダクションプラグインはコレ!

ひずみ大好き宅禄ギタリストがお届けするノイズ除去プラグイン。
iZotope ( アイゾトープ ) RX7のレビュー記事です。
お役立ていただけると嬉しいです。

エレキギターの録音にはノイズがつきもの。
バリバリに歪ませるとブーンというハムノイズ。
ガンガン弦高を下げると触れただけでタッチノイズがのります。

自分で録音してみるとあらためてノイズが多いことに気づかされます。
そんなノイズを録音した後で、カンタンに消せるのがRX7。

タッチノイズのためのリテイクが必要なくなるのもうれしいポイントです。

1.Repair Assistantにおまかせ

Repair Assistantに任せるだけでブーンというハムノイズ。
プチっというクリップ音が消えるお手軽さ!

RX7はスタンドアロンで使えるのでDAWは必要なし。

repairassistant録音したwavファイルをRX7に読み込み、赤丸の部分を押すだけです。

repairassistant.2

あとは中の人(AI)が提案してくれる修正案を3択で選べば終了。
お手軽です(笑)。

これだけならミックスまでは無理だけど、自分のパートはしっかり完成させて提出できます。

2.タッチノイズも逃がさない

弦高を下げると弾きやすい!
弾きやすいは正義!

ただしその分触れただけでハンマリングのように音が出る。
コードチェンジの際にプリングのように開放弦がなる。

そんな音が入るたびにリテイクするのはメンドクサイ。

noise delete

上の選択個所の6.5秒付近の結構大きめのノイズを小さくしました。

いちいちレコーディングしなおす手間を考えれば相当な省力化です。

3.音質劣化が少ない

上のbefore~afterもRepair assistantによってハムノイズを除去しています。
その際の音質劣化が少ないのもRX7のおすすめポイントです。

二つのファイルの周波数です。

before
before
after
after

ハムノイズ除去で低域の120hz付近が減少していますが他はほとんど変わりません。

これなら安心して丸投げできますね(笑)

4.まとめ

RX7の1番のおすすめポイントはRepair Assistantによる手軽さです。

上位のstandardになるとボーカルパートの編集などで重宝します。
ですが録音したギターのノイズ除去だけならElementsで十分です。

AI任せで手間いらず!
そんな便利なRX7 Elementsでノイズレスなギター録音をお楽しみください。

ではでは

文章の書き方がわかる本~「武器としての書く技術」をお薦めする理由~

「せっかく文章を書くなら、伝わる文章を書きたい。」
そんなニーズに応えてくれる一冊。
イケダハヤトさんの「武器としての書く技術」をkindleにて購入して読んだのでレビューします

料理をイメージする。
上達のためには数をこなす。
そのためにもスピードが大事!

など文章をかくこと以外にも通じる、そんな一冊です。
ブログを書いてる男性のイラスト

1.レシピ通りに料理を作るイメージ

文章も料理と同じくレシピを準備すれば簡単に書けます。
「そんなのめんどくさい!」
と思われるかもしれません。

ですがそこは急がば回れ!
それにそんな大層な準備はいりません。

1.料理と同じく材料(書くネタ)を用意する。
2.材料を調理する順番を決める。
3.自分なりの意見などを通して味付けする。
料理をしている男性のイラスト

これらをレシピとして参考にする。
美味しい文章が手軽に作れる気がしますよね?

作曲、編曲においても作業をテンプレート化すれば効率が上がります。
当たり前って言えば当たり前。
それゆえにいろんなところに通じることです。

2.上達のために数をこなす

数をこなせば上手くなります。
月に一度しか書かない人と毎日書いている人。
後者の人のほうが上手くなるのは誰でもわかります。

文章以外にも通じることですね。
叩きながら石橋を渡るくらいなら、さっさとダッシュで渡りましょう。
走る男性のイラスト

「さっきは下準備しろって言っただろ!」
とのツッコミもごもっとも。
けど一度でもやらない限り、どんな準備が必要なのかもわかりません。

下手な文章を書いても恥をかくだけです。
死ぬことはありません。
数をこなさないと失敗すらできませんよ。

そして数をこなすためには文章を書くスピードが必要。
ブラインドタッチなどの技術の習得。
使いやすいキーボードなどいい道具を手に入れること。
スピードを上げる方法はいろいろあります。

そして誰でもできることが数をこなしてなれることです。

3.自分の経験は人の役に立つ「ネタ」になる

「波乱万丈な人生でもないし、書くネタなんかない。」ネットの神様のイラスト

本当にそうでしょうか?
自分がしょうもない失敗だったと思った経験。
それはほかの人が同じ失敗を繰り返さない教訓になります。

むしろニッチな情報の方が希少価値があるくらい。
そんなネタも自分の経験というフィルターを通せば役に立つ情報になります。

自分の経験がほかの人の役に立つならありがたいことです。

4.まとめ

料理レシピのようにフォーマットを作ってそこに落とし込む。
考えやすくなるし、スピードアップにもつながる。
文章を書くこと以外にも通じる手法です。

たとえニッチでも誰かの役に立つかも知れない。
そんなネタを自分というフィルターを通して出てきた文章。
どんどん発信していきたいです。

ではでは。

 

エレキギターの持ち運びが100%楽になるセミハードケース 

iGiG G510D、一年ほど前に購入したギターを二本同時に収納して持ち運べるセミハードケースのレビューです。

ライブにしろスタジオでのリハーサルにしろ。
ギターやベースを持ち運ぶ際には毎回ケースが必要です。

大切なギターをラクに安全に運べる。
iGiG のセミハードケース、最高です。

ギターを入れた写真

1.ラクにギターを持ち運べる

ぼくは和歌山の田舎暮らしですのでギターの持ち運びは車が基本。
その際にハードケースだと片手は必ず塞がれます。
そんな時ドアの開け閉めなんかがすごく不便。
ケースを下せば済みますが、雨の日だと地面に直置きなんかしたくないですよね?

そのままガンガンぶつけながらダイナミック入場!
いい大人としてこんなに気遣いもないのはどうなのかとも思います。
濡れて泥だらけのハードケースを狭い楽屋に置かれるのもたまったものではありません。
ですが背負えるタイプだと何の障害もなくそのまま入れるのです。

またギター以外の収納スペースも充実していて、楽譜やシールド。
コンパクトエフェクターくらいならこのケースに収納して背負えます。
真ん中のポケットの写真 その1真ん中のポケットの写真その1

2.安心の保護性能

「いくら便利でも大事なギターを安心して運べるの?」
そう思われるかもしれません。

ぼくはペラペラなケースでは思わずぶつけたらと思うと怖くて外に持ち出せません。
しかしセミハードケースタイプですと多少の衝撃は安心です。

鎧の画像

このケースを作っているiGiG。
2006年にアメリカで誕生したギター/ベース用ケースの開発・製造を手掛けるメーカーです。
ソフトケースの軽量さとハードケースの保護力を融合し、国内外のプロミュージシャンからも高い評価を得ているとのこと。

3.ギタリストの野望である二刀流を実現

「曲によって違うギターを使いたい!」
はい、二本とも背負って出かけちゃってください。

毎回二本も持ち歩かないと思われる方もいらっしゃることでしょう。
ぼくだって毎回リハに二刀流でのぞむほどお花畑ではありませんよ。ですが

「大は小を兼ねる」

そんな言葉もあるように二本別のケースでのそのそと大変そうに入ってくる。。
そんなブサイクで面倒なことをするなら普段は一本。
ライブなど必要な時に二本入れて持ち運べばスマートで余裕のあるギタリストを演出できます。

4.まとめ

iGiGG510D。
ギターを持ち運ぶすべてのギタリストにおすすめできるセミハードケースです。
このiGiG製品はアコースティックギター用やベース用まであります。

ハードケースでギターを持ち歩いている方に特にラクでおすすめです。
ぜひ試してみてください。

ギターの持ち運びは一本で十分という方にはこちらもおすすめです。

ギターの持ち運びが100%ラクになるおすすめのセミハードケース~一本用~

ではでは。

なぜ疲れが取れないのか?~スタンフォード式 疲れない体~

忙しい現代人たるもの、「なんだか疲れているなー」という疲労感を常にお持ちのはず。

ため息つくサラリーマン

集中力が下がったり、アイデアがでなかったり、テンションがあがらなかったり。

僕もそんな疲労感のせいで夜な夜なのDTM活動の生産性が落ちてしまう事が多々あります。
そこで「スタンフォード式 疲れない体」をkindleでセール中だったので購入。

「そんな簡単に疲れが取れれば苦労はしないよ!」

そんなお言葉もごもっとも。
しかしこの本の著者である山田知生さん。
文武両道なスタンフォード大学においてアスレチックトレーナーなんです。

リオ五輪において一校だけで27枚という一国並みのメダルを獲得したスタンフォード大学。
そこで選手を指導していらっしゃる山田知生さんが解決策をズバッと提示してくれています。

疲れの予防とケアのための呼吸の実践方法を教えてくれるなんてもの凄くおトクだとおもいませんか!?
他にも睡眠や疲れないためのマインドセットも紹介されています(^^)/

1.腹圧呼吸(IAP呼吸)法

一食抜いても喉が渇いたのをちょっとガマンしても人間すぐには死にません。
でも呼吸はそうはいきません。

本書では常にしている呼吸を見直す事で疲労の予防とケアを提言しています。
深呼吸する女性

ただ今まで続けてきた呼吸をいきなり変えるのは困難!
そこで本書では寝る前などに徐々に導入していくように提言しています。
僕も眠る前に実践するようになりましたが、眠りやすくなって疲れが取れやすくなった気がします!
プラシーボかもしれませんが(笑)

2.睡眠

当然ながら睡眠不足は厳禁とのこと。
また休日関係なく睡眠のスケジュールは崩さないようにすることが疲労の回復には重要です。
睡眠中の男性
僕も眠る前についついスマホをいじっていましたが、その時間をすべて睡眠に充てることで睡眠時間を確保しました(*´ω`*)
さらに前述のIAP呼吸法を取り入れることで睡眠の質もあげられるそうですよ!

3.マインドセット

「疲れていも気合いでなんとかする!」

そんな精神論ではありません。

「失敗してもあきらめない」という成長型マインドセット。

これにより「この疲れを取ればパフォーマンスが上がる!」
そんな上昇サイクルに入れます。

仕事など日々の生活からくる疲れ。
疲れをストレスに変えないためには、やはり自分のなかの精神と向き合っていくことが重要ではないでしょうか?

4.まとめ

スタンフォード式 疲れない体のレビューでした。
日々の仕事のなかで疲れがちな日本人。
元気なサラリーマン
疲れているとパフォーマンスが下がってさらに活用できる時間がなくなる悪循環に(;´д`)
そうならないために是非とも「疲れ」の対策はしっかりしたいですよね。
ではでは。

MiDiPLUS×Audiostockコラボレーションセミナー「音楽クリエイター2.0」 in 大阪

12/2に大阪スクールオブミュージックにて開催されましたMiDiPLUS×Audiostockコラボレーションセミナー「音楽クリエイター2.0」 in 大阪に参加してきました!
内容としては編曲(アレンジ)、ミックスの作業を第一線で活躍されている作曲家、エンジニアの講師。それぞれが一コマ90分という学校の授業並みの内容!

さらにはAudiostockという楽曲の販売を仲介するサイトを運営するクレフオーガの社長である西尾氏がAudiostockで販売する楽曲を制作するためのアドバイスをして下さるというもの。

さらにさらに2回目の開催である今回は参加者の投稿した曲を実際に講演で使用されるとのこと。
なんと事前に僕の制作した曲を使用して下さるとの連絡がありました!( ;∀;)
僕の曲がプロにアレンジされてMixされるなんて光栄なことはありません!

期待を胸にいざ大阪へ(*'▽')

1.編曲

まず一コマ目は編曲の講義。
作編曲家として活動されておられる井口氏がアレンジについて講義をしてくださいました。

編曲とはメロディを作る以外のリズム隊やコード楽器を重ねたりする作業
曲を制作するにあたってかなりの量を占める部分です。

まずはリズムトラックの重要性を一番に挙げてました。
僕も主役のメロディをついつい大きく目立たせたくなるので大いに参考になりました。
要所要所におけるFX(効果音)の仕事っぷりにも感動しました( ;∀;)

2.Mix

2つ目はミキシングエンジニアである戸田氏の講義です。
ですが学校のパソコンゆえに新たにソフトを追加出来ないというトラブルが!
ビフォーアフターではなくその場でプロのエンジニアさんの作業を見れることになりました!

講演内容
講演

1番大事なのはフェーダーバランスの重要性とのこと。
そのためエフェクターは「プリセット縛り」で作業をしていました。

Mix画面
Mix画面

他にもディレイで左右に広げたりリバーブで奥行きをつけたり。
知ってはいたけれどプロが目の前で実践してくれ、作業に一貫した目的を持つことの重要性がよくわかりました。

3.Audiostockの活用

3コマ目は西尾氏によるAudiostockの活用法。
どのような曲が使われやすいのか。
実際にどのように映像に使われているのかを教えてくださいました。
そして最近のトレンドは東京オリンピックに向けて、外国人の方にアピールしやすい和風の曲だとアドバイスをいただきました。

特に「どのような使われ方をするのか?」というイメージを持って制作していくことの重要性をお話しされていました。

4.まとめ

アレンジにもMixにおいても重要なのは一貫したイメージを持つこと
そうすればアレンジもMixもぶれることはありません!

そして第一線で活躍されている方のお話を伺って、大事なのはやはり行動力だなと痛感した1日でした。

僕の提出した和風な歌もの「欠片」ですが札幌会場にて使用されたとのこと。
また後日ビフォーアフターもコメント付きでアップされるとのことでまだ楽しみに待ち続けます(*゚▽゚*)

最後にcevioのoneがボーカルの「欠片」をのせて終わります。

ではでは。

DTM初心者におすすめのプラグイン!コスパ最強のオーケストラ音源

一年ほど使用しているIK MultimediaMiroslav Philharmonik2(ミロスラフ・フィルハーモニック2)のレビューです。

DTMにて曲を作り始めて「そろそろヴァイオリンとか入れてみたらオシャレになるかも」と思い導入しました。

使ってみた感想としてはアーティキュレーションが多くて切り替えがラク

というのがまず第一。
他にもオケ中でも抜けてくる音でミックスがラクだったりもします。

Miloslav Philharmonic2は楽器ごとのアーティキュレーションが充実。
初めてオーケストラ音源を導入した我が家でも活躍してくれています。(*‘ω‘ *)

1.奏法(アーティキュレーション)が豊富

僕がMiloslav Philharmonic2で一番使用するのがストリングスなのですが、奏法がとても豊富です!

violin アーティキュレーション
violin アーティキュレーション

赤丸で囲んだ分だけ奏法があります。
そこのキースイッチを押すことによって奏法が切り替えられます。

同じフレーズでも奏法が変わればフレーズのニュアンスは全く別物になります。

1.サスティンを延ばし気味のフレーズ

 

2.スタッカートで短く区切り気味のフレーズ

 

実際のヴァイオリニストも奏法を使い分けながら演奏をしています。
打ち込み音源にもたくさんの奏法は必須です。

 

2.奏法の切り替えが簡単

ワンフレーズ中にもいくつもの奏法の切り替えが必要な場合もあります。
いくら奏法が多くても切り替えが複雑だとめんどくさい!

Miloslav Philharmonic2はその当たりも安心です。

キースイッチ切り替え赤丸の部分のmidiノートでキースイッチを切り替えています。

一度リアルタイムレコーディングなどで打ち込んだ後からでも、midiノートを書き加えることで簡単に奏法を変更出来ます。

 

3.楽器の種類も豊富

楽器単体の奏法だけではありません。
ストリングス、金管、木管、打楽器とオーケストラの楽器も豊富。

Miloslav Philharmonicに収録されていたものも丸々使えます。

楽器の種類
楽器の種類

それぞれ楽器単体のsoloと大編成のmultiも選べます。

 

 

まとめ

楽器ごとの奏法が豊富なオーケストラ音源、Miloslav Philharmonic2。
ストリングスだけでなく金管楽器、木管楽器、打楽器なども充実しています。

もちろんそれぞれの楽器ごとに奏法も豊富です。

IK Multimediaはセールになることも多いのでぜひ試してみてください♪

ではでは('ω')ノ

この本は応用の幅が広い「文章の書き方」の技術が学べる良書です

「上手に誰かに伝えたい」
プレゼン、文章、口頭で。
コミュニケーションにはどうしても伝えるスキルが必要になります。

kindleにて購入して積んでいた。
ひきたよしあき氏の「博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ」。
その中にあった伝えるためのスキルの磨き方がとても参考になりました。

「本当に伝えたいことを探す要約力」こそ重要です。

結束バンド
まとめる

もちろん伝わりやすい文章の書き方や文章力の鍛え方なんかもためになりました。それでも要約力を高められればコミュニケーション自体を円滑に進めます。

そう、コミュ障気味の私には必須といえる技能なのです!

コミュニケーションが苦手な人のイラスト
コミュニケーションが苦手な人のイラスト

相手の伝えたいことを的確に把握する力

伝えたいことを的確に把握する力とは、要点となる部分を見抜くことのできる力です。

探偵のイラスト
探偵のイラスト

これができればビジネスの資料からでも本当に相手の求めていることを理解し、相手の求めている返答を的確に返せます。

そこで本書では要約する力を養う。そのための方法を提示しています。

相手の求めていることを理解できる。

「空気が読める」というのは現代社会では必要スキルです。

「そんなことだから堅苦しい社会になるんじゃないか」
そういった意見もごもっとも。

けど見当違いの答えが返ってくると、キャッチボールが成立しません。
そんな場合はわざわざ拾いにいって投げ返す必要があります。

気持ちよくコミュニケーションしたい。
なら取りやすいところにボールを返してくれる人のほうが接しやすいのは誰にでも分ります。

自分の伝えたいこともまとめられる

「結局何が言いたいねん!」

話をしていて中身があっちにいき、こっちにいき。

カフェで居酒屋で、会話を楽しんでいる時以外なら誰もが思います。

談笑する女性たちのイラスト
談笑する女性たちのイラスト

本書では自分の書面からも無駄なぜい肉をそぎ落とし、わかりやすい文章に落とし込む方法も記載されています。

 

また読みやすくする文章を書けるようになるだけではありません。

受け入れられやすい文章にするための工夫。

相手の心を動かす文章のの書き方。

これらもわかりやすく紹介されています。

まとめ

博報堂という大手広告代理店で商品の魅力を伝えてこられた、ひきたよしあき氏のノウハウが凝縮された一冊でした。

 

ノウハウだけではありません。

著者の広告代理店に勤務されたご経験や、塾で子供たちを指導なさっておられるご経験。

それらの背景に基づいた説得力があります。

 

文章を書く。

コミュニケーションを円滑にする。

創作のヒントも詰まっている。

 

「なんでもっと早く読まなかったorz」

と後悔させられた一冊でした。

ではでは。

 

ハウスの躍動感を体感できるアニメサントラ!おすすめです。

先日アマゾンで「はるかなレシーブ」というアニメのサウンドトラックCDを購入しました。

 

軽快なパーカッション、カッコいいブラス、コード感だけでなくパーカッションの一部にもなっているギター。リズミカルながら低音を優雅に支えるベース。

歌ものとは違い歌詞という言葉なしにリズムとメロディとハーモニーで表現する。

 

なにも考えずに聴くだけでも面白い」

 

おすすめのサウンドトラックCDです。

はるかなレシーブ サウンドトラック ケース裏
はるかなレシーブ サウンドトラック 裏面

 

Rasmus  Faber

「はるかなレシーブ」の第一話を視聴しているとき。

「このアニメBGMオシャレやん」と思っていましたが最後にスタッフロールを見たときにビックリです。

 

音楽がRasmus Faber。

 

スウェーデン出身のミュージシャンで、アニソンをジャズアレンジしたアルバムも発表しています。

 

むかしむかし友人の結婚式でRasmus Faberがジャズアレンジした「はじめてのチュウ」のドラムを演奏した経験がある身です。

結婚式のイラスト

歌詞が「This is my first kiss to you」、日本語に逆変換すると「これは君との初めてのキスさ」と結婚式の歌としては蛇足がついています。素晴らしいアレンジですね!

それゆえにジャズの人だと思っていました。

 

ジャズよりもハウスのフレーバー満載

 

「はるかなレシーブ」のサウンドトラックCDを聞いてみるとハウスのノリです。

ハネたパーカッションが気持ちイイです。

シャレ乙です。

マラカスを持ったサボテンのキャラクター

 

躍動感のあるグルーヴ感がビーチバレーという競技のスピード感にうまくはまっています。

ただただBPMが速くて尻を叩かれるようなスピード感ではありません。

自然と体を動かしたくなる、そんなリズムを堪能できます。

 

沖縄感のある音づかい

Disc2の「Home」という曲、なんか島唄っぽい。

はるかなレシーブ サウンドトラック 二枚目のCDの写真
はるかなレシーブ サウンドトラック CD2

この曲のメインメロディで琉球音階が使われています。

Cメジャーキーならド、ミ、ファ、ソ、シの五音音階。

適当にスケールを弾いてるだけで気分は島人です。

 

そんな沖縄感のある音づかいが暖かさも優しさも表現している粋な一曲です。

 

まとめ

なによりグルーヴが気持ちいいサントラでした。

生音の楽器が多く、ハーモニーやメロディの音づかいも心地よく感じました。

ジャズの人ということもありベースも好きです。

 

しかしドラムだけでなくコンガなども含めたパーカッションの疾走感、躍動感、フリーダム感がスゴイ!

 

はるかなレシーブサウンドトラックCD。

リズムという枠の中を踏み外すかのギリギリで飛び跳ねまわる躍動感をぜひ体感してみてください。

ダンスをしているイラスト

ではでは。