全体でバッチリ決まったバンド演奏。
聞く側だけでなくプレイヤーも気持ちのいいものです。
ただし自己評価と客観的な評価のズレにはご注意。
自分は出来てるつもり。
けれど録音を聞くとショックをうけることもよくあります。
今回はみんなでバッチリ合わせるためにリズム感の練習をしたい!
そんなギタリストにオススメの教則本。
99%の人が身についていない「本当のリズム感」をご紹介します。
手の使い方など演奏方法。
譜例を使った練習方法。
リズムよく聞かせるための音づくりの方法。
これらが分かりやすく掲載されています。
手の使い方などの演奏方法
自分ではバッチリのつもり。
けどみんなとあわせると走ってたりもたってたり。
「リズム感がない」
そんな風にへこんでしまうこともよくあります。
けれど実際にリズム通りに演奏するため。
思い通り演奏するためにはピッキングは最小の動きが理想。
本書では腕の振りやピックの持ち方などそれぞれ数通りのパターンを提示。
自分に合ったスタイルを取り入れられるようになっています。
僕もカッティングをしてると疲れるので苦手でした。
しかし無駄のすくない演奏方法。
それを実際取り入れることでラクにカッティングできるようになりました。
リズム感上達のための練習方法
演奏方法がわかっても弾いてみないと良さが分かりません。
本書では練習のための譜例をCD音源付きで掲載。
ロックやファンクなどスタイルごとに分類されたこれらのフレーズ。
練習に役にたつだけではありません。
ジャンルごとの曲をつくるとき、フレーズの参考になります。
ただし練習の際は注意が必要。
それは自分ができているつもりになっていること。
自分への評価は誰でもあまいもの。
冷静に確認するため、必ず録音しておくべきです。
音づくりの重要性
練習だけではどうにもならないのが音づくり。
音にキレを出したければ低域は不要。
ミックスでベースとの被りも解消されて一石二鳥!
僕も基本はローミッドが充実したギターの音が好みです。
しかしカッティングの時など。
TPOに合わせた音づくりが重要です。
まとめ
「リズム感がよくなりたい」
ギターだけでなく楽器演奏全般の悩みのタネ。
結局は地道な訓練が一番の近道です。
しかしバンド演奏が目的の場合。
ギター個人だけでなく全員の意思疎通が不可欠。
きちんとリハーサルの時に録音してミーティングするべきです。
そのためにも思い通りのタイミングで演奏できる。
そんなリズム感は必要です。
ただ闇雲にやるよりも道筋が見えている方が効率的。
ぜひ本書で思い通りのグルーヴを手に入れてください。
ではでは。