大事なギター。
ホコリまみれや手アカまみれだと嫌ですよね。
特に弦を外したときしかクリーニングできない指板。
「指板なんて汚れてても音には関係ないじゃん」
「別に汚れてても壊れるわけじゃない」
そう思われるかもしれませんがそうでもないんですよ?
汚れを放置し続けると音にもフレット浮きにも繋がります。
そうならないためには弦交換のときのこまめなメンテナンスが必要です。
今回は僕がいつも指板につかっているクリーニング剤。
TRICK Fretboard Cleanerをご紹介します。
お役に立てれば幸いです。
ホコリがたまるとサステインが減少する
ギターやベースなど指板のある楽器。
室内に立てかけておくと、フレットにものすごくホコリがたまります。
このホコリはただみすぼらしいだけではありません。
弦の振動を殺しサスティンを減少させる効果つき。
大切な楽器の「鳴り」を自ら殺しているといえます。
やっとの思いで買ったギターやベース。
その楽器を選定した際の大きなポイントは楽器の「鳴り」だったはず。
それを維持していくには、指板のクリーニングが必要不可欠です。
TRICK Fretboard Cleanerならさっと拭くだけ。
汚れが落ちるので拭き込む必要がなくて便利です。
鳴りを維持していくだけではなくもっと鳴らしたいという欲張りな方。
こちらの魔改造がおすすめです。
指板の汚れはフレット浮きにつながる
指板に汗や脂の汚れがたまって起こる物理的な弊害が「フレット浮き」。
弦楽器のピッチをとるために重要なフレットが浮いてしまうのです。
もちろん浮けばピッチが不安定になり、音詰まりの原因にもなります。
そうならないためにもメンテナンス。
弦交換のときのクリーニングが必要です。
指板のクリーニングには専用品
「オレンジオイルでクリーニングしているから大丈夫」
そういう人もいるでしょう。
ところがオイルは油分による保湿が目的。
そのため油分と一緒に汚れも一緒に残ってしまいます。
まずはFretboard Cleanerでクリーニング。
汚れを取り除いてからオレンジオイルなどで保湿すれば安心です。
とくに重要なのはFretboard Cleanerを使用した後。
オレンジオイルなどで油分を補うことが絶対必要であるということ。
忘れると指板の油分が失われ、今度は乾燥による指板の割れなどの原因にります。
まとめ・指板がきれいだと気持ちいい
やっぱり大切なギターがピカピカだと気持ちがいいももの。
ええ几帳面なA型ですとも。
ただ気持ちいだけがクリーニングのりてんではありません。
メンテナンスを通じて気づく不具合の予兆。
どうしようもなくなってからリペアショップに頼るよりもお得なのは確実です。
また下取りに出して新しいギターを購入したいという煩悩にかられた時。
日頃からクリーニングを心がけていれば助けになるはずです。
さらにクリーニングやメンテナンスに関してはこちらが参考になります。
どうぞ指板のメンテナンスを通して良きギターライフを!
ではでは。