「覚えてもらえる曲を作りたい」
DTMにしろバンド活動にしろ。
作った曲を気にいってもらえると嬉しいですよね 。
今回はそんな曲を作るための9つのルールが書かれている作曲教本。
「一発で記憶に残る曲を作る9つのルール」をご紹介します。
覚えやすいメロディのつくりかた
メリハリのつけかた
きちんと検証することの必要性
そんなプロの作曲ノウハウが詰まった本書。
参考音源もQRコードで視聴でき、わかりやすくておすすめです。
覚えやすいメロディのつくりかた
印象にのこる曲はメロディが覚えやすいもの。
みなさんの好きな曲もすぐにメロディを口ずさめるはずです。
つまり覚えやすいメロディさえ作れれば苦労はありません 。
本書での答えがこちら。
”覚えてほしいメロディを3回繰り返す”
普段から大事なことは念を押してつたえますよね。
作曲でもそれは同じ
覚えてほしい部分を繰り返すことが大事です。
ただ繰り返すだけでは芸が無いので2,3度上下に動かします。
例えばこういう感じ。
この手法でつくれる一貫性のあるメロディ。
おかげで聞いてくれる人の反応がすごく良くなりました。
メリハリのつけかた
どんなによくても、同じ感じが続いていくとダレます。
美味しくてもメインディッシュばかりだと飽きるようなもの。
「サビを効果的に聞かせたい」
そのためにAメロ、Bメロを抑える必要があります。
音づかいもそうです。
目立たせたい最高音。
このように階段に登った場合。
それよりも一度下がって跳躍したほうが印象的です。
メリハリを意識するようになった効果。
それは目立たせたいところをコントロールできるようになることでした。
検証する
自分で苦労して作った曲。
それは我が子のようにかわいいもの。
チェックするときのハードルは必然的に下がります。
本書でも"自分の好きな〇〇の作った曲だと思って聞く"
など客観的にチェックすることの重要性が説明されています 。
ぼくも自分の作った曲を1週間後にあらためて聞いたとき。
「ここが濁ってる」とあらためて気づくことがありました。
そこで客観的な視点で判断するため。
ミックスしたら1日開けてあらためてチェックするようになりました。
まとめ
作曲初心者のかたにおすすめしたい一冊。
一発で記憶に残る曲を作る9つのルールのご紹介でした。
実際に作曲で役立つ考え方が9つも紹介されていてどれも実用的です 。
ただし基本的には歌ものを意識した内容の本書。
インスト系の曲を作るかたは自分で応用する必要があります。
ぜひ本書の9つのルールを活用して作曲活動を楽しんでください。
ではでは。