一人で曲を制作するDTM。
どうしても必要になってくるのがミックス、マスタリングの作業。
とはいえ右も左もわからない初心者には何をするのかさっぱり。
ある程度分かってきても答えのない作業。
「これでいいのか?」
常に不安ですよね。
そんな方におすすめしたいのがこの本。
DAWではじめる自宅マスタリング。
ミックスの基準が分かる
EQやコンプなどのエフェクターの使い方の解説
マスタリングの手順
それらをプロのエンジニアがお手本付きで解説してくれています。
今回はミックスからマスタリングまでの流れで解説している本書。
DAWではじめる自宅マスタリングをご紹介します。
お役に立てれば幸いです。
ミックスの基準が分かる
「プロのエンジニアはこうしている」
そんな明確な基準を知っていれば安心ですよね。
本書ではまずはキックを基準に設定。
”RMSメーターで-20〜-15dbに合わせる”ように明確に提示しています。
ちなみにRMSメーターは人の聴感上の音圧を表しています。
次はそのキックを参考にドラムパートの音量を合わせます。
そして次はベース。
メインの楽器。
このように基準となるメインパートを先に作成 。
どんどん付け足していく手法が紹介されています。
僕も本書を参考に明確な手順を構築。
ミックス作業がめちゃくちゃ効率的になりました。
エフェクターの使い方がわかる
EQやコンプなどのミックスに使うエフェクター。
初めてだととっつきにくいですよね。
本書ではミキシングに必要なエフェクターの使い方も解説しています。
特にとっつきにくいコンプの各パラメータの意味。
その設定方法。
またパラレルコンプやサイドチェインなどの応用技。
またEQでは特に周波数のカットがためになりました。
たとえばキックとベースのこのトラック。
ベースの低域をカットするだけでこんなにもスッキリします。
マスタリングまで流れで解説
本書ではミックスからマスタリングまで一流れに解説。
この流れは非常に参考になります。
「ozoneまかせだからマスタリングは関係ない」
AIがマスタリング作業をしてくれる便利プラグイン。
そんなozoneまかせのかたもご安心を。
なんとozoneの各エフェクターの解説つき。
僕も最初はozoneの提示してきた結果そのままで完成させていました。
しかし結果がなんか違うなーと思うとき。
自分で直すのにこの本はめちゃくちゃ役にたちます!
まとめ
ミックスからマスタリングまで分かる良書。
DAWではじめる自宅マスタリングのご紹介でした。
本書は著者がミックスした曲のビフォーアフターがダウンロード可能。
自分でミックスの練習ができます。
特にcubaseユーザーはそのまま開くだけ。
すでにトラックが配置されている状態から始められます!
ぜひ本書でミックス、マスタリングのノウハウをゲット!
理想の曲に仕上げてください。
ではでは。