知らない人は損をしているので言います。
エレキギターって弦を変えるだけで音も、そして弾きやすさ全然違う。
エレキギターは弦を振動させた音をピックアップで拾い、アンプで増幅させてスピーカーから発音させています。その最初のステップである弦の音質にこだわれば後の音も違ってくるのは誰の耳にも明らかではないでしょうか?
自分に合った弦を探すことが一番大切ですが、巷には多くのエレキギター用弦があふれています。そのためにパワーブライトにたどり着くまでに、長い長い弦探しの旅を続けてきた経験から選んだトマスティックのパワーブライトについて語ります。
「弦なんてどうせ換えるんだから安いのでいいだろ!」と思っている人。
確実に損をしていますよ。
目次
なんといっても柔らかくて弾きやすい!
エレキギターを始めて8年ほどの僕がトマスティック(THOMASTIK) POWER BRIGHTS PB109(以下パワーブライト)を使い続けている一番の理由がこれです。
リードギターが重宝されるのって、チョーキングやビブラートなんかで滑らかな音程変化が使えるからです。そんなエレキギターにおける必須テクニックのチョーキングがこの弦だとすごくやりやすいんです。
それにタッチが柔らかいのでビブラートのコントロールも簡単です。ビブラートが常におんなじニュアンスで大丈夫なギタリストには関係ない話ですが、ビブラートを使い分るための練習時間を短縮してなおかつ上手に聞かせられる。。
それって大きくないですか?
抜けのいいハイミッド
弦の音質としてはエレキギターの中でおいしい帯域が強調された感じで、バンドサウンドの中でも抜けてきます。
それでいて高音も痛すぎない絶妙なバランスです。
エレキギターの出音に関わる要素はたくさんあります。アンプやエフェクターやシールドやギター本体。その中でもコストが安くて手間の少ないものが張る弦を変えることです。
新しいギターを買ってきてドキドキしながらアンプにつなぐよりもお安く。中身の配線を変更したり、コンデンサーを変えたりハンダにまでこだわるより手軽です。使っている弦をいつもの弦交換の際にパワーブライトに変更するだけで、一段上のトーンを試せますよ。
艶のあるソロ
参考までに弦交換直後にソロを弾いた音源とFabfilter pro-q2のアナライザーの画像をアップしました。
エフェクトはDAWに入るまでにdelayとcompがかかっていますが、DAW側では処理をしていません。
太くて艶がありつつ、きれいに抜けるので他のトラックを含めてフェーダー処理、イコライザーで音質を整えなくても大丈夫です。
実際にミキシング作業をする中でもかかる手間が少なくてすみます。
透明感のあるクリーンサウンド
こちらはクリーンのアルペジオです。
透明感があってリッチなサウンド!タッチが柔らかいのでアルペジオも力を抜いて弾けます。
歪ませたときの倍音感が気持ちいい
エレキギターの醍醐味、ディストーションサウンドのバッキングサウンドです。
歪のノリもよく気持ちよくディストーションサウンドもなんだか上品な気がします(プラシーボ?)。なんといってもディストーションサウンドの要の倍音感がめちゃくちゃ気持ちいい!
値段は少々高め
値段は流通量の多いダダリオなんかと比較すれば割高なのも事実!
そこで僕は少しでも安くしようとサウンドハウスさんで買い込んで保管しています。
サウンドハウスさんだと最安値でパワーブライトを購入できますし、2000円以上で送料無料です。
昔ギターの師匠が自分の機材も安く仕入れようと楽器屋をしていた時、エレキギターの弦が仕入れ値よりサウンドハウスの販売価格のほうが安かったそうです。恐るべし!
それになんといってもパワーブライトは…
他の弦とは違う!(見た目から)
プレーン弦(1~3弦)がブロンズ色なので黄金のようなリッチな気分が味わえます。
音だけでなく見た目からして他の弦とは別物であるという特別感がたまりません。
おかげで他のギタリストが使っている弦と被るのが嫌いな僕も、大変満足して使い続けております。
サウンドハウス→THOMASTIK ( トーマスティック ) / POWER BRIGHTS PB109