音にこだわるベーシストにおすすめしたいベースシールド

シールドなんてこだわらなくてもベースアンプで補正すればいい

そう思われている方もいるでしょう。
ですがアンプなどについているイコライザーは削るためのもの。
損なわれた音質は回復してくれません。

前回ギターで比較したPRSのシールド。

音にこだわるギタリストにおすすめしたいギターシールド

今回はベースでリアンプして比較したいと思います。

基準のシールドはmogami 2534で自作したシールド。
こちらは4m。

mogami 2534の写真

そしてご存知有名ブランド!
PRSのシールドです。
こちらはライブ用に買ったため7mです。

PRSのシールド

長さがちがいますが、これで比較したいと思います。

お役に立てれば幸いです。

指弾きで比較

まずは指弾きで双方の音質を比較します。

ik multimedia axe i/oを使いリアンプします。

ベース宅録の強い味方。納得行く音作りをするためのリアンプの方法

ik multimedia axe i/oのAMP OUTとアンプ。
これらをつなぐシールドを変えることでシールドの音質のみを比較します。
音源はヘッドホンで比較されたほうがわかりやすいです。

まずは標準の自作ケーブルのサウンドがこちら。

次にPRSのシールドを使ったサウンドがこちら。

こちらのほうが音の密度が濃い。
まとまっていてコンプ感もあります。

2つの帯域分布図を重ねてみました。

シールドの音質比較

すこし低音が多いです。
このあたりが音の厚みの違いを出しています。

ピック弾きで比較

次にピックで弾いて比較します。

標準の自作ケーブルがこちら。

PRSのシールドがこちらです。

こちらのほうが太くて丸いかな。
ギターほど音質差が歴然とはしません。

2つの帯域分布図を重ねてみました。

シールドの音質比較

やはりPRSのほうが少し低域が出ている程度。
他の帯域は微妙に違う程度です。

まとめ

PRSのシールドの音質を比べました。

ギターほど音質差が出なかったのはやはりギター用のシールドでしょうか。

それでもNEUTRIKのSilent PLUGのおかげで万一プラグが抜けた場合。
ブツッというノイズが出ない安心感があります。

silent plugの写真

それにケーブルも柔らかく取り回しがいいのもポイント。
ステージで動きやすいです。

今回はベースで使った場合のPRSのシールドを比較しました。
ステージで動きやすく、ベースの「太さ」を強調してくれるシールドです。

ではでは。

音にこだわるギタリストにおすすめしたいギターシールド

シールドなんてギターとアンプを繋いでいるだけ

僕もギターを始めたとき。
そんな気持ちでおまけで付いてきたシールドを使っていました。

それが友人のシールドを借りたところから音のクリアさに驚愕!
あれよあれよと泥沼に…。

そこでみなさまも泥沼にはまらぬよう(泥沼へ手招きするため)。
無駄にたまったシールドを音質で比較したいと思います。

比較ということで基準のシールドはmogami 2534で自作したシールドを使おうと思います。
こちらは4m。

mogami 2534の写真

今回はギタリストなら知らない人はいないであろう有名ブランド。
PRSのシールドです。
こちらはライブ用に買ったため7mです。

PRSのシールド

短いほうが有利です。
それでも参考までにこれで比較したいと思います。

お役に立てれば幸いです。

歪みサウンドで比較

まずは歪みサウンドで双方の音質を比較します。

ik multimedia axe i/oを使いリアンプします。

ギター録音特化オーディオインターフェースAXE I/Oで外部の機材を使ってリアンプする方法

ik multimedia axe i/oのAMP OUTとギターアンプ。
これらをつなぐシールドを変えることでシールドの音質のみを比較します。
音源はヘッドホンで比較されたほうがわかりやすいです。

まずは標準の自作ケーブルのサウンドがこちら。

次にPRSのシールドを使ったサウンドがこちら。

こちらのほうが音が太く、リッチなサウンド。
まとまっていてコンプ感もあります。

2つの帯域分布図を重ねてみました。

音質の比較

低音すごい!

ここまで低音が出てるとは思いませんでした。
特に200hz以下の出音はPRSのほうがはっきり出ています。

クリーンサウンドで比較

次にクリーンのアルペジオで比較します。

標準の自作ケーブルがこちら。

PRSのシールドがこちらです。

ギラギラした高域の部分が落ち着いています。
音が丸くなった気がします。
悪く言えば「抜けが良くない」サウンド。

しかし太く力強くなった。
そんなサウンドです。

2つの帯域分布図を重ねてみました。

アルペジオの音質比較

やはりPRSは低域が出ていて、高域が抑えられています。

まとめ

PRSのシールドの音質を比べました。

僕はPRSのマイルドで太いヴィンテージようなリッチなサウンド。
こちらのほうが好みでした。

もちろん音のことなのでそれぞれ好みがあります。
逆に言えば音抜けが悪いということです。

音質以外でもPRSのシールドはいたれりつくせり!
NEUTRIKのSilent PLUGが採用されています。

silent plugの写真

プラグを引っこ抜いたときの「ブツッ!」という音。
あのノイズを防いでくれます。

それにケーブルも柔らかく取り回しがいいのもポイント。

ギターやアンプをグレードアップするには結構なお金がかかります。
それに比べれば安価にバージョンアップできるシールド(悪魔のささやき)。

ヴィンテージ感あふれるリッチなサウンドのPRSのシールド。
ぜひじっくりと堪能してください。

ではでは。

Buffer(バッファー)の性能は?ES-5のバッファー検証

「エフェクターをたくさんつなぐと音やせが気になる」

お気にいりのエフェクターをたくさん使いたいギタリストの悩みですよね。
そんな悩みを解決するのがバッファーというエフェクターです。

エフェクターをどんどん繋ぐ。
アンプまで長いシールドを使う。

そのために起こる音質劣化を防ぐために使うのがバッファーです。

ではバッファーをわざわざ用意したほうがいいのでしょうか?
実はエフェクターをコントロールするスイッチャーに内蔵されている場合があります。

スイッチャーのバッファーの音質が素晴らしい!
それならわざわざバッファーを用意しなくてもいいですよね。

今回はBossのスイッチャー。
ES-5バッファーのご紹介です。

お役に立てれば幸いです。

バッファーの性能

エフェクターの切り替えに便利なスイッチャー。
多機能なものになると切り替えだけでなくプリセットを組めたりとより便利に。

中にはバッファーの機能がついたスイッチャーがあります。
Boss ES-5もそんなスイッチャーです。

ik multimedia axe i/oでリアンプ。
ES-5のバッファーの性能を調べてみました。
リアンプとはこのような方法です。

ギター録音特化オーディオインターフェースAXE I/Oで外部の機材を使ってリアンプする方法

まずはバッファーオフ。

続いてバッファーオン。

バッファー回路を通すだけでけっこう音が小さくなっていますね。
アンプのゲインを上げて同じくらいの歪みにしてみました。

ゲイン調整したものとバッファーオフ。
ふたつのスペクトラルアナライザーを重ねてみました。

2つの周波数を比較

薄いほうがバッファーオフ。
もちろん音なので好みが別れます。

ES-5のバッファーを使うと音がコンプされる。
良くも悪くも音がまとまるといった感じです。

まとめ

バッファー自体が音質の劣化を防ぐのが目的。

エフェクターを大量につなぐからこそスイッチャーを導入したい。
それ自体にバッファーが内蔵されているのはとても合理的。
そんな合理的な考え、大好きです。

エフェクターを使わなくても広いステージの上。
長いシールドを使いたい。
それなら一度バッファーを通したほうが安心です。

バッファー自体が音質を変えるもの。
なのでお好みのバッファーを別に使う。
そんな使い方もアリです。

suhrのbufferは音質変化が少なめ。
なおかつリアンプに使えるのでオススメ!

宅録ギタリストの僕がバッファーを使う理由

多機能なスイッチャー、Boss  ES-5。
その内臓バッファーのご紹介でした。

ぜひ使いこなしてお気に入りのエフェクターで音作りを楽しんでください。

ではでは。

歪み大好きギタリストの皆様、ギターのノイズを除去するこちらのエフェクターはご存知ですか?

「歪ませたいけどノイズが気になる」

アンプやディストーションのゲインを上げると聞こえるブーンというハムノイズ。
うっとうしいですよね。

そんなうっとうしいノイズを簡単に消してくれるエフェクター。
それがISP TECHNOLOGIES DECIMATOR IIです。

この DECIMATOR II、操作がとても簡単です!
一つしかないノブをまわしていくだけ。

音質劣化も少ないのもポイント。

そして持ち運びがしやすいコンパクトボディ!

今回はそんな手軽なノイズ除去エフェクター。
ISP TECHNOLOGIES DECIMATOR IIをご紹介します。

お役に立てれば幸いです。

操作が簡単

このISP TECHNOLOGIES DECIMATOR II。
ノブが一つしかありません。

Decimeter2の写真

一つのノブをいい感じにノイズが消えるまで回すだけです。

歪みエフェクターの後ろに接続

歪みエフェクターのブーンというハムノイズ

DECIMATOR IIを約13時の方向で使うとこれだけ軽減されます。

ただただ一つのノブを時計回りに回すだけ。
初心者の方にもおすすめの簡単さ。

そんなお手軽操作がDECIMATOR II最大のポイントです。

音質劣化が少ない

ノイズを消してくれるといっても音質にはこだわりたいのがギタリスト。

ISP TECHNOLOGIES DECIMATOR II。
簡単操作だけではなく音質劣化も少ないんです。

今回はik multimedia axe i/oでリアンプして比較しました。
ちなみにリアンプとは下のような方法です。

ギター録音特化オーディオインターフェースAXE I/Oで外部の機材を使ってリアンプする方法

リアンプでDECIMATOR IIを使った場合の音質変化を比較しました。
DECIMATOR IIなし

DECIMATOR II使用

2つのフレーズの最初の音のSpectrum  Analyzerの画像を重ねました。
薄いほうがDECIMATOR IIを未使用。
100hz付近の低域が少し削れていますがおおきな違いはありません。

Spectrum Analyzerを重ねた図

持ち運びしやすい

ISP TECHNOLOGIES DECIMATOR II。
高性能なのに通常のエフェクターサイズ。

以前ご紹介したノイズ除去プラグインRX7。

宅禄ギタリストにノイズ除去プラグイン「RX7」を1番おすすめする理由

こちらは宅録ならおすすめですがライブやリハーサルに持ち出せません。

エフェクターで歪ませる方はそのまま歪みペダルの後段に。
アンプ派の人はセンドリターンにつないで使用できます。

まとめ

ISP TECHNOLOGIES DECIMATOR IIのご紹介でした。
いくら高性能なノイズ除去エフェクターでも使いこなせないなら宝の持ち腐れ。
その点DECIMATOR IIは一つのノブでノイズが除去できます。

初心者の方にも簡単に使いこなせるはずです。

ぜひ使いこなして自分の好きな歪みサウンドで思いっきり演奏してください♪

ではでは

ヴィンテージのような鳴りが一週間で!ギターの簡単な調整方法

長年弾きこまれたギターの「鳴り」は気持ちいい!
今回はそんなビンテージのような鳴りが簡単に手に入る方法を紹介します。
お役に立てれば幸いです。

何十年と弾きこまれ、歴戦の傷も誇らし気に刻まれたギター。
そんなビンテージギターのお腹にも響いてくるような振動は気持ちいい。

そんなよくなるギターが欲しい、でも…
雨にも負けず、風にも負けず。
何年も弾き続けるなんて待てないよ!

ぼくのようなせっかちでめんどくさがりの方。
そんなあなたにおススメするのが「E-BOW 」を利用した加振加工です。

ギターの弦をE-BOW で揺らして放置!

これだけで新品のギターも一週間で激鳴りに。
お手軽です。

1.E-BOW をセットして放置するだけ

ギターにE-BOWをセットして振動を加えます。

e-bowを使用中

あとはひたすらE-BOWがギターを鳴らせ続けてくれます。

「一時間止めずに鳴らし続けて」
なんていわれた日には至難の技。

それをE-BOW は黙々と鳴らし続けてくれるのです。
ビバ!技術革新!!

ぼくの場合は昼間だけE-BOWを鳴らし続けました。
それでも2,3日もすればなんとなく違う気が。

一週間もかけ続ければピッキングの振動を増幅して伝える。
そんな激鳴りギターに進化しました。

2.音はうるさい

ただしこの加振加工、結構うるさいです。

思いっきり低音のきいた、なかなか不快な音。
この音の周波数分布です。

出音のアナライザー画像

弾かないからと寝るときにかけっぱなしにしていると悪夢にうなされそう。
そこでぼくは家に誰もいない昼間だけE-BOW をかけっぱなしにしていました。

そうすれば家族にも不快な思いをさせずに済みます。
ただでさえ練習の音や何かで騒音を出す身。
白い眼をむけさせない配慮は必要です。

3.電池だとすぐになくなってしまう

もともとE-BOW は手元で使うもの。
そのために電池駆動しか対応していません。

弦を鳴らし続けるという行為はなかなか電池を消費する行為。
4時間ほども持ちませんでした。

そこで使用したのがこちら!

1SPOT CBAT BATTE 画像

1SPOT CBAT BATTE。
これならDCケーブルでE-BOW を使用できます。

いちいち電池をとりかえる手間が省ける。
電池を買うよりも安上がり。
おススメです。

サウンドハウス→/1SPOT CBAT BATTE

4.まとめ

毎日練習をしていても何本も所有していればなかなかすべてを弾きこめません。
それでもこの方法なら毎週一本ずつ「育成」が可能です。

「鳴るギター」と「鳴らないギター」のどちらか?
ぼくなら泉の精霊様に聞かれたら迷わず前者と答えるでしょう。

E-BOWを用いたギターの放置育成。
ぜひお試しください!

ではでは。

エレキギターの持ち運びが100%楽になるセミハードケース 

iGiG G510D、一年ほど前に購入したギターを二本同時に収納して持ち運べるセミハードケースのレビューです。

ライブにしろスタジオでのリハーサルにしろ。
ギターやベースを持ち運ぶ際には毎回ケースが必要です。

大切なギターをラクに安全に運べる。
iGiG のセミハードケース、最高です。

ギターを入れた写真

1.ラクにギターを持ち運べる

ぼくは和歌山の田舎暮らしですのでギターの持ち運びは車が基本。
その際にハードケースだと片手は必ず塞がれます。
そんな時ドアの開け閉めなんかがすごく不便。
ケースを下せば済みますが、雨の日だと地面に直置きなんかしたくないですよね?

そのままガンガンぶつけながらダイナミック入場!
いい大人としてこんなに気遣いもないのはどうなのかとも思います。
濡れて泥だらけのハードケースを狭い楽屋に置かれるのもたまったものではありません。
ですが背負えるタイプだと何の障害もなくそのまま入れるのです。

またギター以外の収納スペースも充実していて、楽譜やシールド。
コンパクトエフェクターくらいならこのケースに収納して背負えます。
真ん中のポケットの写真 その1真ん中のポケットの写真その1

2.安心の保護性能

「いくら便利でも大事なギターを安心して運べるの?」
そう思われるかもしれません。

ぼくはペラペラなケースでは思わずぶつけたらと思うと怖くて外に持ち出せません。
しかしセミハードケースタイプですと多少の衝撃は安心です。

鎧の画像

このケースを作っているiGiG。
2006年にアメリカで誕生したギター/ベース用ケースの開発・製造を手掛けるメーカーです。
ソフトケースの軽量さとハードケースの保護力を融合し、国内外のプロミュージシャンからも高い評価を得ているとのこと。

3.ギタリストの野望である二刀流を実現

「曲によって違うギターを使いたい!」
はい、二本とも背負って出かけちゃってください。

毎回二本も持ち歩かないと思われる方もいらっしゃることでしょう。
ぼくだって毎回リハに二刀流でのぞむほどお花畑ではありませんよ。ですが

「大は小を兼ねる」

そんな言葉もあるように二本別のケースでのそのそと大変そうに入ってくる。。
そんなブサイクで面倒なことをするなら普段は一本。
ライブなど必要な時に二本入れて持ち運べばスマートで余裕のあるギタリストを演出できます。

4.まとめ

iGiGG510D。
ギターを持ち運ぶすべてのギタリストにおすすめできるセミハードケースです。
このiGiG製品はアコースティックギター用やベース用まであります。

ハードケースでギターを持ち歩いている方に特にラクでおすすめです。
ぜひ試してみてください。

ギターの持ち運びは一本で十分という方にはこちらもおすすめです。

ギターの持ち運びが100%ラクになるおすすめのセミハードケース~一本用~

ではでは。

デジタルギターアンプのお供に真空管パワーアンプをオススメする理由

豊富なアンプサウンドをモデリングするデジタルアンプ。

DTMでギター録音のために初心者が買うべきただ一台のデジタルアンプ


そんな便利なデジタルアンプについて回る弱点。
「デジタル臭さ」

そんなモデリングアンプの弱点を解消してくれる救世主。
それが真空管パワーアンプ。
FRYETTE Power Station2(ps-2)です。

PS-2は増幅回路に真空管を使用。
音量を増幅する際に暖かみのある倍音成分を付加してくれます。

キャビネットを鳴らす必要がない。
ライブやリハーサルに持ちだせる。

そんなデジタルアンプの性能を引き出してくれる心強いパートナー。
FRYETTE Power-Station2を今回はご紹介します。

お役に立てれば幸いです。

デジタルアンプに真空管の暖かさを

PS-2最大のメリットが増幅回路に真空管を使用していること。
デジタルサウンドに温かみのある倍音成分を付加してくれます。

真空管のイラスト

アンプシミュレーターで作られた音を文字通り増幅しています。

その部分の良し悪しがものすごく音を左右するのは明白。

PS-2を制作しているのはパワーアンプの老舗FRYETTE。
そのブランドが品質を保証してくれています。

宅録で使いやすい便利なパワーアンプ

PS-2には宅禄で使いやすい"サイレントレコード"機能が備わっています。

これによりスピーカーキャビネットに接続する必要がなくなりました。

本来パワーアンプは出力を上げた状態でこそ真価を発揮します 
それを爆音でキャビネットを鳴らさなくても録音できるPS-2。

宅録でも迫力のある音圧が体感できます

僕が宅録で使用している接続例です。
まずはプリアンプからLINE LNにスピーカーケーブルで接続。

LINE INへ入力

SPKR OUTからキャビネットシミュレーターへスピーカーケーブルで接続。

SPKR OUTから出力

キャビネットシミュレーターならOXがおすすめ!
キャビネットを実際マイクどりしたような臨場感、最高です。

DTMでのギターレコーディングに最適! 初心者でもかんたんに使えるロードボックス!!

ライブやリハーサルでも使える

せっかくこだわって作りこんだモデリングアンプのサウンド。
ライブでも信頼できるパワーアンプで鳴らしたい。

Power Station2はそんな要望にも答えてくれます。

マウントするためのキットを取り付ければラックに入れて持ち運べます。

マウントキットを装着した写真

サウンドハウス→ラックマウントキット

まとめ

デジタルアンプの強い見方。
FRYETTE Power Station2のご紹介でした。

「デジタルアンプにどうしてもついて回るデジタルくささが気になる」
「デジタルアンプのセッティングをどう詰めても気にいらない」
そんなギタリストに試してほしいパワーアンプです。

デジタルアンプをアシストしてくれるFRYETTE Power Station2。
ぜひ完成されたモデリングサウンドを体感してみてください

ギターの弦をクリーニング!フレットにも使えるメンテナンス用品といえばコレ!

残念ながら私たち人間の手は汚い
どんなに大事なギターを触るとき清潔にしているつもりでも汚れている。

そんな汚れた手で一番触れる時間が長いのが弦。

「だから弦交換をこまめにしましょう」

そう言ってしまうのは非常にカンタン。
ただしそこには交換の手間と弦の代金がのしかかってきます。

今回は弦交換の手間と費用を軽減するためのメンテナンス用品。
弦をクリーニングするDR Stringlife Liquid Polymerをご紹介します。

お役に立てれば幸いです。

弦は一番の消耗品

エレキギターで一番寿命が短い部品が弦。
ピック直接弾かれ、手汗にまみれてサビて腐食します。

日常的にギターを楽しむため一番経費がかかるのが弦の代金です。
(ついつい新しいエフェクターやギターやアンプが欲しくなるのは別腹)

そのコストを軽減するための方法が弦の寿命を延ばすことです。

「最初から安い弦を使うから面倒なことはしたくない」
そんな意見もあるでしょう。

でも安い弦だとピッチが狂いやすかったり。
タッチや音色が好みでなかったりもします。

寿命が延ばせられれば弦交換にかかるコストは抑えられるのです。

弦の寿命が延ばせる

Stringlife Liquid Polymerは他のフィンガーイースなどとは別物。
サビの発生を抑え、弦の滑りの良さも持続させてくれます。

ただしこれは弦という金属専用のリキッド剤であるということに注意。
僕はクロスにとり、クロスで弦をつまむことで塗布しています。

stringlifeをクロスに塗布する画像

くれぐれも指板の上を走らせていためることのないようにしてください。

実はフレットの曇り止めにも使える

Stringlife Liquid Polymerは弦のクリーニングだけではありません。

弦交換の際にフレットもクリーニングできます。
ポリマーコーティングでフレットをくもりにくくもしてくれます。

塗布する際は弦と同じ。
指板にすらないように気をつけてください。

僕は綿棒の先につけて塗布しています。

綿棒フレットの曇りも、音質を劣化させサスティーンを減少させる原因。
Stringlife Liquid Polymerでフレットのクリーニングもできて一石二鳥!

まとめ

いくら弦の寿命が延びるといってもやはり弦交換は大切。
指板のケア、ブリッジの調整など弦交換の時にしかできない作業も多い。

ぼくも月に一度程度はメインのギターの弦交換をしています。

また弦交換の方法に関してはこちらがおすすめです。

自分で大切なギターをメンテナンスしたい! そんな初心者に一生役立つこの一冊!!

自分の相棒の大切な一部である弦。
その弦の寿命を伸ばしてくれるのならありがたい存在です。

DR Stringlife Liquid Polymerで弦交換の負担を軽減してください!

ではでは。

指板のクリーニングはこれ!ギターメンテナンスにオススメの一本とは?

大事なギター。
ホコリまみれや手アカまみれだと嫌ですよね。

特に弦を外したときしかクリーニングできない指板。

「指板なんて汚れてても音には関係ないじゃん」
「別に汚れてても壊れるわけじゃない」
そう思われるかもしれませんがそうでもないんですよ?

汚れを放置し続けると音にもフレット浮きにも繋がります。
そうならないためには弦交換のときのこまめなメンテナンスが必要です。

今回は僕がいつも指板につかっているクリーニング剤。
TRICK  Fretboard Cleanerをご紹介します。

お役に立てれば幸いです。

ホコリがたまるとサステインが減少する

ギターやベースなど指板のある楽器。
室内に立てかけておくと、フレットにものすごくホコリがたまります。

このホコリはただみすぼらしいだけではありません。
弦の振動を殺しサスティンを減少させる効果つき。

大切な楽器の「鳴り」を自ら殺しているといえます。

やっとの思いで買ったギターやベース。
その楽器を選定した際の大きなポイントは楽器の「鳴り」だったはず。

それを維持していくには、指板のクリーニングが必要不可欠です。
TRICK  Fretboard Cleanerならさっと拭くだけ。

指板クリーニング

汚れが落ちるので拭き込む必要がなくて便利です。

鳴りを維持していくだけではなくもっと鳴らしたいという欲張りな方。
こちらの魔改造がおすすめです。

ヴィンテージのような鳴りが一週間で!ギターの簡単な調整方法

指板の汚れはフレット浮きにつながる

指板に汗や脂の汚れがたまって起こる物理的な弊害が「フレット浮き」。
弦楽器のピッチをとるために重要なフレットが浮いてしまうのです。

もちろん浮けばピッチが不安定になり、音詰まりの原因にもなります。

そうならないためにもメンテナンス。
弦交換のときのクリーニングが必要です。

指板のクリーニングには専用品

「オレンジオイルでクリーニングしているから大丈夫」
そういう人もいるでしょう。

ところがオイルは油分による保湿が目的。
そのため油分と一緒に汚れも一緒に残ってしまいます。

ホコリまみれの指板
まずはFretboard Cleanerでクリーニング。
汚れを取り除いてからオレンジオイルなどで保湿すれば安心です。

Fretboard Cleanerできれいになった指板の写真

とくに重要なのはFretboard Cleanerを使用した後。
オレンジオイルなどで油分を補うことが絶対必要であるということ。

忘れると指板の油分が失われ、今度は乾燥による指板の割れなどの原因にります。

まとめ・指板がきれいだと気持ちいい

やっぱり大切なギターがピカピカだと気持ちがいいももの。
ええ几帳面なA型ですとも。

ただ気持ちいだけがクリーニングのりてんではありません。

メンテナンスを通じて気づく不具合の予兆。
どうしようもなくなってからリペアショップに頼るよりもお得なのは確実です。

また下取りに出して新しいギターを購入したいという煩悩にかられた時。
日頃からクリーニングを心がけていれば助けになるはずです。

さらにクリーニングやメンテナンスに関してはこちらが参考になります。

自分で大切なギターをメンテナンスしたい! そんな初心者に一生役立つこの一冊!!

どうぞ指板のメンテナンスを通して良きギターライフを!

ではでは。

僕が三年愛用しているおすすめのエレキギター弦「トマスティック(THOMASTIK) POWER BRIGHTS PB109」


知らない人は損をしているので言います。

エレキギターって弦を変えるだけで音も、そして弾きやすさ全然違う。

 

エレキギターは弦を振動させた音をピックアップで拾い、アンプで増幅させてスピーカーから発音させています。その最初のステップである弦の音質にこだわれば後の音も違ってくるのは誰の耳にも明らかではないでしょうか?

自分に合った弦を探すことが一番大切ですが、巷には多くのエレキギター用弦があふれています。そのためにパワーブライトにたどり着くまでに、長い長い弦探しの旅を続けてきた経験から選んだトマスティックのパワーブライトについて語ります。

「弦なんてどうせ換えるんだから安いのでいいだろ!」と思っている人。

確実に損をしていますよ。

なんといっても柔らかくて弾きやすい!

エレキギターを始めて8年ほどの僕がトマスティック(THOMASTIK) POWER BRIGHTS PB109(以下パワーブライト)を使い続けている一番の理由がこれです。

リードギターが重宝されるのって、チョーキングやビブラートなんかで滑らかな音程変化が使えるからです。そんなエレキギターにおける必須テクニックのチョーキングがこの弦だとすごくやりやすいんです。

それにタッチが柔らかいのでビブラートのコントロールも簡単です。ビブラートが常におんなじニュアンスで大丈夫なギタリストには関係ない話ですが、ビブラートを使い分るための練習時間を短縮してなおかつ上手に聞かせられる。。

それって大きくないですか?

抜けのいいハイミッド

弦の音質としてはエレキギターの中でおいしい帯域が強調された感じで、バンドサウンドの中でも抜けてきます。

それでいて高音も痛すぎない絶妙なバランスです。

 

エレキギターの出音に関わる要素はたくさんあります。アンプやエフェクターやシールドやギター本体。その中でもコストが安くて手間の少ないものが張る弦を変えることです。

新しいギターを買ってきてドキドキしながらアンプにつなぐよりもお安く。中身の配線を変更したり、コンデンサーを変えたりハンダにまでこだわるより手軽です。使っている弦をいつもの弦交換の際にパワーブライトに変更するだけで、一段上のトーンを試せますよ。

 

艶のあるソロ

参考までに弦交換直後にソロを弾いた音源とFabfilter pro-q2のアナライザーの画像をアップしました。

PB109を張った直後のソロサウンドのアナライザー画像
ソロサウンドのアナライザー画像

エフェクトはDAWに入るまでにdelayとcompがかかっていますが、DAW側では処理をしていません。

太くて艶がありつつ、きれいに抜けるので他のトラックを含めてフェーダー処理、イコライザーで音質を整えなくても大丈夫です。

実際にミキシング作業をする中でもかかる手間が少なくてすみます。

 

透明感のあるクリーンサウンド

こちらはクリーンのアルペジオです。

PB109を張った直後のクリーンサウンドのアナライザー画像
クリーンサウンドのアナライザー画像

透明感があってリッチなサウンド!タッチが柔らかいのでアルペジオも力を抜いて弾けます。

 

歪ませたときの倍音感が気持ちいい

エレキギターの醍醐味、ディストーションサウンドのバッキングサウンドです。

PB109を張った直後のディストーションサウンドのアナライザー画像
ディストーションサウンドのアナライザー画像

歪のノリもよく気持ちよくディストーションサウンドもなんだか上品な気がします(プラシーボ?)。なんといってもディストーションサウンドの要の倍音感がめちゃくちゃ気持ちいい!

 

値段は少々高め

値段は流通量の多いダダリオなんかと比較すれば割高なのも事実!

そこで僕は少しでも安くしようとサウンドハウスさんで買い込んで保管しています。

サウンドハウスさんだと最安値でパワーブライトを購入できますし、2000円以上で送料無料です。

 

昔ギターの師匠が自分の機材も安く仕入れようと楽器屋をしていた時、エレキギターの弦が仕入れ値よりサウンドハウスの販売価格のほうが安かったそうです。恐るべし!

それになんといってもパワーブライトは…

 

他の弦とは違う!(見た目から)

プレーン弦(1~3弦)がブロンズ色なので黄金のようなリッチな気分が味わえます。

パワーブライトの6弦と1弦の比較
1弦側は金色

音だけでなく見た目からして他の弦とは別物であるという特別感がたまりません。

 

おかげで他のギタリストが使っている弦と被るのが嫌いな僕も、大変満足して使い続けております。

サウンドハウス→THOMASTIK ( トーマスティック ) / POWER BRIGHTS PB109